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伊藤 啓子  Keiko Ito

立教大学法学部卒業。15歳のときに旅先のスイスでヨーデルに出会う。アルペン・ヨードラー・カメラーデン(Alpen Jodler Kameraden)に参加し下山田一郎氏より指導を受ける。Guschti Sidler氏がコーディネートと司会を務めた民俗音楽団の来日公演を聴きスイスヨーデルに傾倒、翌年スイスで3年に一度開催される連邦ヨーデルフェストに訪れ、このステージに立つ夢を描く。1992年に民俗音楽団のメインゲストとして来日したMarie-Theres von Guntenと出会い初めて指導を受ける。2005年のスイス連邦ヨーデルフェスト アーラウ大会に日本人として初めて出場を認められ、3年ごとの大会に6大会連続で出場し最高ランクの評価を受けている。

まだ日本で紹介されていない数多くのスイス民俗音楽を発掘しながら演奏活動を行い、Marie-Theres von Gunten とその合唱団を招いてのコンサートツアーや、日瑞国交樹立150周年イベント”Swiss Days"のため来日したQuantensprungとのツアー、2017年にはアルプホルンのスイスレディLisa Stollを招いてのツアーを、また2018年には、6名のトップアーティスト(Fabian MüllerNadja RässMarus Flückiger 、Andreas Gabriel Pirmin HuberBernhard Beschert ) を招いてのコンサートを成功させる。

2013年、ボタンアコーディオン奏者、檜山学とのデュオでCD「Kotoba-asobi」をリリース。2014年「Klangfestival Naturstimmen」にデュオで招待を受け、その出演を皮切りに5週間にわたってスイスツアーを行う。折しもスイスを公式訪問中の皇太子殿下のご臨席の日瑞国交樹立150周年関連のセレモニーにて演奏。

 

2015年、アムスレ クヴァンテット(AMSLE Quantett)を始動。フレッシュで豪華な演奏家ととともに、古いメロディからコンテンポラリーまで幅広いヨーデル曲を、斬新かつ心地よいサウンドで展開する。インスト曲は、19世紀から20世紀前半にかけて収集された『Schweizer Volksmusik Sammlung』より抜粋した楽曲を中心にオリジナルアレンジで演奏している。2016年CD ユーツ”JUTZ”リリース。

 

一方、スイスヨーデルの真髄ヨーデルコーラスを演奏するため「東京ようでる合唱団」を結成。2017年のブリーク大会から連邦ヨーデルフェストに参加し、2023年ツーク大会では​、合唱団としても念願の最高ランクの評価を受ける。

2019年 国際基督曲大学教会にて、Marie-Theres von Gunten作曲のヨーデルミサ曲『Bhüet euch!』本邦初演。

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